• 0/0 - この頃、京都に辻子君（ずしぎみ）、立君（たちぎみ）と称される遊女が多く現れる。
• 1/23 - 2年前に践祚した後土御門天皇(25)の大嘗会が執行される。しかし、天皇の権威は既に落ち始めており、これ以後、221年間中断されることになる。
• 1/30 - 幕府に許された畠山義就が兵を率いて入京する。
• 2/6 - 畠山義就の上洛の力に押された将軍義政が、これまでの態度を変えて義就と対面し、これまでの行動を赦免し守護職を安堵する。この結果畠山政長が家督を奪われることとなる。
• 2/6 - 音阿弥、没。70歳（誕生:応永5(1398)）。義教、義政の2代の将軍の愛顧を受けた能役者。名は観世三郎元重。
• 2/22 - 家督争いを続けていた畠山義就が（山名持豊の支持を得て）上御霊社に畠山政長を攻めて破り、応仁の乱が始る。
• 4/9 - 「應仁」に改元する。
• 5/1 - 徳政を要求して、木津の土一揆が奈良に侵入する。
• 6/15 - 畠山政長側の細川勝元が将軍を取り込んで幕府を抑える。将軍は一転して畠山義就の家督を解き、政長の家督を回復して守護職を安堵する。
• 6/27 - 応仁の乱の本格的な合戦が始まる。東軍は1月18日に敗れた畠山政長を支援した細川勝元ら16万1500余、西軍は畠山義就を支援した山名持豊はじめ斯波義廉ら11万6000余。将軍家も、将軍義政と弟義視が東軍に、日野富子と子の義尚が西軍に与する。この合戦で京は焼野原になる。
• 7/4 - 将軍足利義政が東軍細川勝元に牙旗を授ける。
• 7/8 - 京都の祇園御霊会が中止となる。
• 7/12 - 応任の乱で京都が焦土と化す。
• 9/21 - 応仁の乱が続く。西軍の大内政弘が大軍を率いて入京する。
• 9/21 - 足利義視が京を脱出し、伊勢の北畠氏を頼る。
• 10/11 - 西軍が室町第の細川勝元邸を襲撃する。畠山義就は内裏を占拠する。
• 10/18 - 後花園天皇が密かに出家する。
• 10/31 - 応仁の乱、相国寺で西軍と東軍が総力で激突する。