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1891-5-27

大津事件に大逆罪を適用せず、司法が政府の干渉を排する。

serial	9546
year	1891
month	5
day	27
event	大津事件に大逆罪を適用せず、司法が政府の干渉を排する。
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category
rank	9
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entrytime	0
edittime	0
gengo	明治24/05/27
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1/3 - 東京の博文館が「少年文学」叢書を創刊する。第1冊は厳谷小波（いわやさざなみ）の「こがね丸」で全32冊。
1/9 - キリスト教徒の内村鑑三が教育勅語への拝礼を拒否する。
1/12 - 東京・大阪商工会議所が設立される。
1/20 - 落成間もない帝国議会議事堂が焼失する。原因は漏電説が有力とされ、電気は火を吹く危険なものとの風評が流れ、日本の電気の普及が遅れる。
2/5 - 川上音二郎一座が、堺の卯の日座で書生芝居の旗揚げ興行を行う。
2/12 - 作家・直木三十五誕生。
2/18 - 三条実美、没。55歳（誕生:天保8(1837)/02/08）。内大臣。
2/24 - 土佐派などの29議員が立憲自由党を脱党する。
2/25 - 三条実美内大臣の国葬が行われる。
2/26 - 板垣退助が立憲自由党を脱党する。
3/1 - 東京手形交換所が設立される。
3/3 - アメリカで移民監督局が設立される。
3/4 - 浅井琴、没。88歳（誕生:文化1(1804)）。仙台の女流歌人。
3/8 - 東京駿河台のニコライ堂の開堂式が行われる。
3/19 - 立憲自由党が自由党と改称し、板垣退助を総理に推す。
3/24 - 尺貫の度量衡法が公布される。
4/29 - 二宮忠八がプロペラ式模型飛行機の飛行を成功させる。
5/6 - 松方正義内閣が成立する。
5/11 - 来日中のロシア皇太子ニコライが大津で警官に斬りつけられる（大津事件）。
5/13 - 大津事件の津田三蔵の処分をめぐり内閣と大審院が対立するが、児島惟謙大審院長が緊急会議を召集した結果、日本の皇室罪を外国の皇太子に摘要することはできないということで判事全員が一致する。
5/16 - 大津事件の重大性を考慮して、内務省が新聞・雑誌などの外交関係記事に関するマスコミ規制を行う。
5/27 - 大津事件に大逆罪を適用せず、司法が政府の干渉を排する。
6/23 - 洋画家・岸田劉生誕生。
8/11 - 日高藤吉郎が日本体育会を創設する。
9/1 - 盛岡−青森間の開通で、上野—青森間の東北本線が全通となる。
9/10 - 政府が、小笠原南方の無人島を硫黄島と命名し、日本領土とする。
9/12 - 群馬県が、公娼を禁止する旨の布告を出す。
9/30 - 津田三蔵が肺炎で獄死する。数え38歳（誕生:安政1(1854)/12/29）。大津事件の犯人。
10/12 - 首相となる近衛文麿誕生。
10/28 - 濃尾地震。マグニチュード8.0、死者・行方不明者7273人。
12/5 - 作家・広津和郎誕生。
12/25 - 衆議院が民党主張の予算大削減案を可決する。松方内閣が衆議院を解散する。